ユネスコスクール認定
本校は、これまで英語教育や国際理解教育に重点を置いて取り組んできました。
1991年よりアメリカへの語学研修を開始し、1993年にはニュージーランド研修も加わり、同時に海外からの長期留学生受け入れも始めました。その後、本校からの長期留学生派遣や交換留学、そして海外修学旅行(研修旅行)などの国際交流を通して、異文化理解教育を推進してきました。
2012年のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定、2015年のスーパーグローバルハイスクール(SGH)アソシエイト指定を契機に、探究活動にも積極的に取り組むようになりました。
グローバルな視点を意識して、明確な答えの見つけにくい現代の国際的諸課題に取り組むなかで、「持続可能な開発のための教育」(ESD:Education for Sustainable Development)の重要さを感じて、本校の教育活動をさらに推し進める意味で、2016年にユネスコスクールへの申請を行いました。
そして、2018年7月27日付けで、文部科学省国際統括官付・日本ユネスコ国内委員会事務局を通して、パリのUNESCO本部よりユネスコスクールの認定を頂きました。
2017年度は、文京学院大学外国語学部の名誉教授であり、日本ユネスコ協会連盟理事長としてご活躍されている野口昇先生に、本校の中学生・高校生1年生に対して「ESD講演会」を行っていただきました。2019年度も、高校1年スプリングキャンプでの探究活動オリエンテーションに繋げて、学校に戻った翌日に野口先生の「ESD講演会」を実施しました。
2018年度は、高校1年生が4月のオリエンテーションで「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)について話を聞き、生徒たちはその後の総合学習「探究の技法」のなかでSDGsについて探究活動に取り組んでおり、秋の学園祭ではポスター発表も行いました。
国際教養コースAクラスの生徒は、夏休みのグローバルスタディーズセミナーでもSDGsを考える活動に取り組みました。
グローバルスタディーズセミナー①
グローバルスタディーズセミナー②
グローバルスタディーズセミナー③
ユネスコスクール 年次報告書(2018年度)はこちらから