高等学校の学び

高校2年生:ビジネスアイデアコンテスト準決勝

高校 学習ブログ

「キャリア甲子園」は、日本最大規模の高校生向けビジネスアイデアコンテスト。高校生がチームを組んで企業・団体からの課題に挑戦します。日本全国のあらゆるバックボーンを持った高校生が参加し、その頂点を決めていくもので、今年度はテーマ「Breakthrough」の下、全国から6,870名、2,009チームの高校生が参加。本校からは高校1年生と2年生が合わせて4チームが参加しました。ここから書類審査を経て、プレゼン審査に進む120チーム内に2チームが選出されました。

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この120チーム内でプレゼン動画による選考が行われ48チームに絞り込まれましたが、2月14日の準決勝には、2年生のチーム「next stage」が駒を進めました。リモートでのプレゼンとなり、午前中にリハーサルを済ませ午後の出番を待ちました。リハーサルでは機材の接続がうまくいかず慌てる場面もありましたが、お陰で本番では気負うことなく力を出すことができました。翌日からが学年末試験ということもあり、その準備も欠かさず持参しての参加でした。空き時間を上手に活用できたこともリラックスして力を発揮できた要因でしょう。

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1チームのみが決勝進出となる厳しい戦いでしたが、持てる力を出し切れたと思います。自発的に参加し、書類選考や予選会の度にその内容をアップグレードさせていった様子は、本校に探究学習の芽が着実に根付いている証と言えるでしょう。

同日、国際教養コースSクラスの教室でもオンラインによるプレゼンテーションコンテストが行われていました。任意で桜美林大学主催の「グローバル・イングリッシュ・アワード2021」に参加した生徒です。

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プレゼンテーションのテーマは「日本を救う実演販売~コロナで消えゆくモノを守れ!」。奇しくも前述の「キャリア甲子園」同様ビジネスモデルに関するテーマとなりましたが、こちらは英語によるプレゼンテーションということもあり、英語特化型であるSクラスの面目躍如。2名が選んだ「モノ」は「江戸切り子」。英語を用いて日本文化を発信するという、本校の国際教養コースらしい内容となりました。翌日から後期期末考査というタイトなスケジュールにも関わらず、綿密な資料を準備して臨みました。日頃の探究活動で養ったプレゼンテーションのノウハウと「伝える」英語の能力が遺憾なく発揮されました。

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残念ながら決勝進出は果たせませんでしたが、資料準備の過程で改めて日本文化についての理解を深化させ、全国の同世代の若者たちと英語でやり取りするなか、多くの刺激を受けました。「この経験を大学進学後の学びに繋げたい」。2名とも改めて学習のモチベーションが高まったようです。

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