高等学校の学び

高校3年生:トレーシー教授ワークショップ

高校 学習ブログ

IMG_6174.jpgのサムネイル画像世界三大芸術大学の一つである「ロンドン芸術大学(UAL)」から、グラフィックデザインコース・ディレクターのTracey Waller(トレーシー・ウオラー)教授が、本学との新規プログラム実施のために来日。4月24日には、駒込キャンパスで、国際教養コースの高校3年桜組の生徒を対象に、ワークショップを行いました。
内容は、「環境」をテーマとしたA4版のポスター制作。「問題提起」「解決の提案」をキーポイントに、トレーシ教授は、例えば「カンのポイ捨て防止」ポスターとして、"Yes,We Can."の「Can」の「a」をリサイクルマークにするというような楽しいアイデア溢れる画像を披露しました。制限時間は20分。生徒たちは隣席の生徒とペアになってアイデアを出し合い、それぞれポスターを仕上げました。
完成したポスターは、教室のロッカーや壁に貼られ、制作した生徒が作品ついて解説。出しっぱなしの水道と、びしょ濡れの地球の作品では「水の無駄遣はやめよう」、穴の開いた地球と照りつける太陽の作品では「環境破壊によりオゾン層に穴が開き、地球温暖化が進んでいる」など、メッセージを込めました。
トレーシー教授は、生徒たちが短時間で感性ある作品を仕上げたことに驚き、称賛の言葉を送りました。地球がバケツに捨てられている作品を描いた生徒は、「地球が大切にされていない現状を表しました。言葉を使わずに、絵でどのように表現すればよいのかを考えられたことがとても楽しかった!」と笑顔で話しました。
ワークショップ終了後は、トレーシ―教授によるUALへの留学ガイダンスも行われ、15名の生徒が参加。現地での授業や生活などについて熱心に耳を傾けました。

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