高等学校の学び

アジア研究(10月18日)

高校 学習ブログ
今日は久々の「アジ研(アジア研究)」です。
やはりコロナ禍の影響は甚大で、今年はなかなか年度当初の予定通りに進みません。また、昨年までは毎回東京海洋大学の学生の方が参加して、生徒との活動を行っていましたが、ここまで実施できないでいました。しかし、今回は晴れて大学生の方も参加した、通常の形態で実施することができました。生徒たちは、ここまで本校のメンター教員とやりとりしてきた自分たちが取り組もうとしている研究の題材について説明し、大学生から助言や示唆を受けました。第三者からの声に、生徒たちの視野も広がっていくと思います。さて、次はご指導をしていただいている東京海洋大学の小松教授がアジアの国を取り上げ、日本との相違点を紹介してくださいました。
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今回はマレーシア、またそこでの日本のお菓子ブームを取り上げられました。それに関するニュース映像を流した後に、小松教授が生徒たちが見落としがちな背景を取り上げ解説を加えてくださいました。マレーシアで甘いものが好まれるのは、実はその人口の6割程度がイスラム教徒であること、Made in Japanに対しての信頼性が高いということなど、今回も新たな気づきがあったようです。それを経てから、ペアワークへ移行。今回は「自分がマレーシアに売り込むならどんなお菓子にするか」。生徒たちは思い思いに考えて発表しましたが、そこ後には、他の生徒たちや大学生からの鋭い質問の洗礼が待っていました…。今回で今年度は第5回目を迎え、生徒たちも自分たちの考えを口にすることに対してのハードルも下がってきたようです。本来でしたら、学園祭で研究に向けての中間発表を行うはずでしたが、今年はそれは難しいのが現状です。さて、学園祭ではアジ研の活動をどうお伝えすべきか、現在検討中です。ご来校いただける機会があれば、是非『アジア研究の部屋』へもお立ち寄りください!!
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