第4回「スポ学講座」:膝について
2015.10.26
中間試験が終わりました。スポーツ科学コース1期生は、それぞれが目標としている秋の大会へ向けてのスポーツ活動が再開しています。
そんな中、コースの学びを深めるための、第4回「スポ学講座」が実施されました。今日のテーマは「身体のしくみ③ ~膝について考えスポーツ障害を予防しよう~」です。講師は文京学院大学 保健医療技術学部 理学療法学科の大川孝浩先生です。
膝関節の構造の説明の後、特にスポーツ選手の怪我が多い前十字靭帯について詳しく学びました。実技を加えながらの分かりやすい解説に、生徒たちも身体を動かしながら熱心に取り組んでいました。その中で、膝の構造や足首を意識しながら、全員でかかとを床につけたまま、座る姿勢を保てるのか試してみると…。
上手く座れない若い人たちが増えているそうです。スポーツ科学コースにも、座れない人が少なくないことが分かりました。座れなかった人たちは、膝を支える大腿四頭筋やハムストリングが上手く使えていないかったり、足首が硬かったりしているのもあるようです。アドバイスを実践してみると、早速座れるようになってきました。
受講した生徒たちに感想を聞いてみると、「今日は膝に関して初めて知ることが多くありました」「筋肉のこと、前十字靭帯のこと、教えていただいたことを毎日の生活や練習で役に立てていきたいです」「前十字靭帯損傷という言葉は以前から知っていたけれど、女性に起こる確率が高いと聞き、その理由もわかって納得しました」など、多くの学びがあったようです。
今週は、このあともスポ学講座が続きます。