「新生、文京学院シンポジウム」:Advanced Science/理数キャリア
2014.10.20
第1部 基調講演「理数女子の将来性と展望」では、信州大学全学教育機構長で工学博士の村上好成教授に、大学教育における教養教育の流れや、現在の大学が抱える様々な課題に精力的に取り組まれている教育改革について、お話しいただきました。理系女子の研究者である奥様との子育てのエピソードも交えながら、これまでは困難も多かった理工系女性研究者を取り巻く環境が、ここ数年大きく注目度があがって、今まさに急に明るく開けてきているのだという先生の言葉が印象に残りました。
第2部 パネルディスカッション「理系女子の活躍を支える学校教育~文京学院のSSHがめざすところ~」では、SSHの立ち上げから実際の指導に深く関わっていただいている併設大学保健医療技術学部の樋口桂准教授に、本校のSSH指導教員2名、そして村上先生にもパネリストとして加わっていただき、本校のSSH活動について語っていただきました。SSH指定から3年目のこれまでの活動を通して、大きく成長してきた生徒たちの様子を紹介しながら、将来の女性サイエンティストの活躍に大いに期待したくなる、そんな語らいの場となりました。