中学2年生:アドバンストサイエンスコース 東京大学 地震講座
2016.08.04
8月4日の東京大学オープンキャンパスで、地震研究所が施設公開及び公開実験がありました。
中2のASコースの研究テーマは地震ということもあり、希望生徒を募り参加してきました。
まずは栗田教授による実験講義「地震発生プロセスを実感する」です。
ステンレス容器とすき焼き鍋に70℃に熱したべっこう飴を入れ、氷水に入れて観察しました。
固まりかけたべっこう飴を岩盤に見立て、温度低下による体積の変化の違いから、微小な割れ目を発生させる実験です。目と耳で観察を通してその特徴・原因を考察し、地震発生との共通点を探りました。
続いて,地震計博物館で地震計の展示について説明を受けました。
地震研究所で設計、製作されたものも多く、現代の高感度地震計も見学・体験することができました。
最後は学生の皆さんの実験を見て回りました。
津波伝播実験,液状化実験,カルデラの形成実験,バネとブロックによる地震再現実験,水あめ火山噴火実験などを見学、体験しました。どの実験装置も工夫されていて、地震について理解を深めることができました。
研究者の生の声を声を聴き、質問することができたのは何よりの経験でした。文化祭での発表に向けて、それぞれのテーマごとに調査、研究を進めていきます。