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「新生、文京学院シンポジウム」:Sports Science/スポーツ科学

中学 学習ブログ

創立90周年を記念して、グローバル、サイエンスと実施してきたシンポジウムもいよいよ最終回。3回目のテーマは「スポーツサイエンス・スポーツ科学」です。
第1部 基調講演「スポーツ科学 未来への跳躍」では、早稲田大学スポーツ科学学術院教授で副学術院長である医学博士の内田 直 先生にお話いただきました。会場のジャシーホールは在校生に保護者の皆様、受験生も参加してくれ、ほぼ満員の大盛況。スポーツの持つ魅力、関心の高さに驚きでした。実際のトップアスリートの知の力、スポーツの歴史などをわかりやすくお話いただき、スポーツの持つグローバル性をパレスチナ問題にも触れながらとてもわかりやすく伝えていただきました。参加した生徒たちも、スポーツ科学とは何なのかがとてもよく理解できたようです。

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第2部 パネルディスカッション「スポーツが与えてくれたもの」では、本校の卒業生3名が登壇しました。
競泳で、ロサンゼルス五輪出場、アジア大会金メダリストの杉田 直美さん、バレーボールで、春高バレー、インターハイ準優勝、ユニバシアード日本代表、VリーグNECレッドロケッツで主将を務めた長谷川 暁子さん、新体操で、インターハイ個人総合優勝、世界選手権団体・個人日本代表の横田 実美さん、世界にはばたき活躍した3名の卒業生を迎え、前半は、世界のトップを目指していた当時の苦労や、厳しい練習を通して得たもの、スポーツが与えてくれたものなど、なかなか直接聞くことができない貴重な体験談をお話しいただきました。後半は、「女性とスポーツ」をテーマに、近年華々しい活躍が目立つ一方で、指導者、意思決定機関に女性が少ない現状について課題を挙げるなど、これからのスポーツ女子のあり方やスポーツ科学の有用性について考えました。2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、「スポーツ」を観る、考える着眼点が広がったのではないでしょうか。

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