グローバル環境科学 小笠原自然体験教室 04
2016.07.31
今日は、小笠原滞在の最終日。港の案内所に荷物を預け、お世話になったペンションの方にお礼をいってから、みんなで海岸へ清掃活動に行きました。
ビジターセンターには小笠原関連の資料が充実しています。「自然」と「歴史」についてのビデオを見たあと、それぞれの研究テーマに関する資料を収集し、レクチャールームでまとめの作業をしました。内地に帰ったあとは、すぐにポスター作成に取りかかります。
お昼を挟んだ自由行動のあとは、二見港客船ターミナルに集合して送別セレモニーです。副村長さんから、草を編んで作った手作りのレイを一人ずつもらいました。このレイを出港後に船から海に投げて、それが岸に流れ着けば、また島に戻って来られるのだそうです。
港には大勢の島民が見送りに集まってくれました。さようならの代わりの「いってらっしゃい」の旗を振る人、和太鼓をたたいてくれる人など、とてもにぎやかです。出港後は、何艘ものボートが、おがさわら丸に併走して、いつまでも手を振ってくれます。竹ネイチャーアカデミーのスタッフの方もボートで見送りに来てくれました。最後は船に乗っていた人たちが海へダイブ。小笠原流の心温まる見送り風景です。また「ただいま」と帰ってきたいですね。
内地まで24時間の船旅も、もうすっかり慣れた様子で、みんなそれぞれの時間を楽しんでいました。往路の船にも同乗していたTBSテレビのNスタのスタッフが、帰りも一緒の船でした。生徒が、行きのときと同様にまた取材を受けていました。
8月1日(月)15:30、無事定刻に竹芝桟橋に到着。みなさん、お疲れさまでした。沢山のおみやげとすてきな思い出を持って、気をつけて帰宅してください。小笠原での研究成果についても、頑張ってまとめてくださいね。