タイ PCSHS-P来校 2019科学交流プログラム
本校と教育連携を結んで科学交流をしている、タイ王国プリンセス・チュラボーン・サイエンス・ハイスクール・ペッチャブリ校(PCSHS-P)から、生徒11名、教員4名が今年も来校しました。
PCSHS-Pのメンバーは、4月18日(木)から4月24日(水)まで本校に滞在します。期間中に行われる科学・文化交流の場である『サイエンスフェアー』への参加、タイや本校の教員による理科や数学の授業、工学院大学での共同実験、千葉県立博物館でのフィールドワーク、国立科学博物館訪問など、様々なプログラムに本校の生徒と活動を共にします。教育連携を結んで今年は8年目、この科学交流プログラムの実施も、これでお互いの学校で6回ずつの実施となりました。
生徒11名のバディは本校の2年理数キャリアコースの60名が担当します。
1年次には化学の実験をタイの生徒と一緒に受けており、その際にはコミュニケーションツールとしての英語の重要性を実感していました。
今回はこの科学交流プログラムの主担当の学年として気合が入っているようです。
本日の最初のプログラムは、アイスブレイク・ミニエッグドロップコンテストです。
・アイスブレイク
まず、本校の2年理数キャリアコースの60名とタイの生徒11名との顔合わせです。
今年度初の試みとして、タイではあまり一般的ではないトランプの神経衰弱や、サイコロを用いたサイコロトークを行いました。
ただのトランプやお話と侮るなかれ。本校の国際交流指導経験豊富な教員の助言を元に行なわれたこの試みは、お互いにサポートしながらおもてなしの心で遊ぶ班もあり、全力を振り本気で戦う班もありと、笑顔の絶えない大変素晴らしいものとなり、大盛り上がりでした。
・ミニエッグドロップコンテスト
次のプログラムは、毎年恒例で行なわれているミニエッグドロップコンテストです。
ミニエッグドロップコンテストとは、A4の紙1枚とセロハンテープのみを使って、ウズラの卵2個が入る装置を作り、完成した装置にウズラの卵を2個入れ、その装置を高いところから落としても卵が割れないように工夫して装置を作成するコンテストです。空気抵抗や衝撃吸収などの物理的な要素を考察しながら、みんなで話し合って装置を作成していきます。
多くの生徒にとっては不慣れな科学と英語の混じったコミュニケーションになります。
お互いに協力することで科学交流のきっかけを作ることができました。