タイ PCSHS-P 3日目
3日目は、本校で開催されるサイエンスフェアの日です。両国の交流という意味では最も重要な一日。主催者である本校生徒たちには、朝から緊張感も感じられます。生徒の頑張りで準備も万端、午前10時開会のセレモニーを行い、2部構成によるサイエンスフェアが始まりました。
第1部 Science Project 10:50~12:40
第2部 Poster Presentation 13:30~15:10
午前中の第1部は、大学から各専門分野の特別講座の為にお招きした先生方によるオール英語の5つの科学講座に分散して参加しました。
各プロジェクトの講師・テーマの紹介
① 物理 森川 雅博 先生 お茶の水女子大学 「見える光・見えない光、聞こえる音・聞こえない音 -その謎」
② 生理学 澁谷 まさと 先生 女子栄養大学・樋口 要 先生 女子栄養大学 「唾液分泌、循環系の基本実験」
③ 化学 幅田 揚一 先生 東邦大学・池田 茉莉 先生 千葉工業大学 「コンピュータは不思議なフラスコ」
④ 天文学 小麥 真也 先生 工学院大学 「視えない宇宙を見る」
⑤ 化学 堀 顕子 先生 芝浦工業大学 「混ぜることから分子間相互作用を操る〜化学の魅力とものづくりの楽しさ」
昼食後は、本校BALスタジオで第2部のポスター・プレゼンテーションが開催され、本校以外の高校も招待して、活発な意見交換を行いました。参加校は、都立科学技術高校、東京成徳大学高校、早稲田大学高等学院、東京都立戸山高等学校、東京都立多摩科学技術高等学校、筑波大学附属駒場高校です。
この日無事にサイエンスフェアの終了後には、カフェテリアに場所を移して文化交流会が催されました。タイの民族舞踊、日本の書道や店頭的遊びを披露し合いました。ソーラン節のパフォーマンスの後はみんなで一緒に踊ったりと、お互いの民族色満載で楽しい笑顔に包まれたひと時を過ごすことができました。
本校とプリンセス・チュラポーン・サイエンスハイスクール・ペッチャブリ校の両校長は、科学技術振興機構主任調査員の立ち会いのもとで、今後4年間さらに教育連携の継続に関する覚書(MOU:MEMORANDUM OF UNDERSTANDING)に署名しました。これからの両校の科学交流をさらに発展させていくことを誓い合いました。