タイ PCSHS-P 来校 サイエンスフェア
4月21日(土)は、タイの生徒と本校生徒の科学・文化的交流の場である「サイエンスフェア」が開催されました。 2部構成で行われ、第1部「サイエンスプロジェクト」は大学・企業から先生方を招き、5つのテーマから生徒が希望した講座を受講します。
第2部「オーラルプレゼンテーション」「ポスターセッション」は両国の生徒が日頃から行う課題研究の成果を口頭発表並びにポスターで発表します。
<第1部>サイエンスプロジェクト
オープニングセレモニーのあとで行われたサイエンスプロジェクトの講座は、すべて英語で行われます。 生徒たちは5名の先生方の専門的で興味深いお話や実験に対し、高い関心を持って真剣な態度で受講していました。 英語での講義やタイの生徒との共同作業に苦戦しながらも楽しみながら学ぶことができ、貴重な経験となりました。
1.化学:幅田 揚一 先生(東邦大学理学部)・加知 千裕 先生(東邦大学理学部)
「The Computer is an Amazing Flask」(コンピュータは不思議なフラスコ)
2.生物:鏡味 裕 先生(信州大学農学部)
「Animal pluripotent stem cell application for food production」(動物多能性幹細胞の食料生産への応用)
3.物理:井上 麻衣 先生(株式会社リバネス)
「Let's Learn about Electric Science using Familiar Materials」 (身近な素材を使って電気の科学を学ぼう)
4.生物:渋谷 まさと 先生(女子栄養大学短期大学部)
「Basic experiment on saliva secretion and the circulatory system」(唾液分泌、循環系の基本的実験)
5.工学:佐藤 允 先生(工学院大学)
「To observe the universe that can not seen」(これまでの飛行機と,これからの飛行機)
<第2部>「ポスターセッション」
午後は、進学棟BALStudioにてポスターセッションを行いました。 ポスターセッションは他校の生徒にも参加していただき、生徒達の研究成果についてのポスター発表が行われました。 日頃の課題研究の成果をまとめたポスターは、ほとんどが英語のポスターです。 生徒たちは、苦労して作り上げた英語のポスターを、堂々と発表していました。 参加生徒以外にも、大学の先生方や本校教員、理数キャリアクラスの先輩や後輩からもどんどん質問されて、一生懸命答えていました。 クロージングセレモニーでは、東邦大学の幅田先生から研究成果に対する評価と研究を続けることの大切さについて、英語でメッセージをいただきました。
週末は、タイの生徒達はホームステイ先のホストファミリーやバディの生徒と過ごします。いろいろな日本の文化や生活を感じてもらえたらと思います。 来週は、また文京の生徒と一緒にワークショップが行われます。