探究活動

サイエンスアゴラのトークセッションに参加

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国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)主催のサイエンスアゴラにおいて、11月6日(日)お台場の東京国際交流館で行われた、「EU×JAPAN Talk Session」の登壇者として、本校高校2年の生徒が招待を受けました。

外国人研究者・外国人や日本人大学院生・日本人高校生によるトークセッションは、国籍・立場・分野の異なる多様な人々との交流・議論を通じて、登壇者・参加者の視野を広げるために企画されました。
セッションのテーマは「サイエンスを自分につなげて考えてみよう~あなただったらどうする?」。
登壇者の研究発表から新しい視点を手に入れ、会場に集まった高校生や一般の方と一緒に、『科学は社会に何ができるのか?』『社会は科学に何ができるのか?』を考えることを目的としています。

本校生徒は、セッション2「教育・文化芸術・スポーツ」分野の「発想の転換をしてみよう!」に参加し、昨年度から研究を続けてきた「音楽が学習作業に与える影響」について5分間のプレゼンテーションを行ないました。一緒に登壇したのは、ドイツ出身の研究者である ビョーン=オーレ・カムさん(京都大学文学部講師)フランス出身の大学院生イザベル・ラヴェルさん(早稲田大学博士課程)。カムさんからは「メディア・ステレオタイプと教育ゲーミング:オタクとひきこもりを例に」、ラヴェルさんからは「超越する言葉―ワールド・リテラチャーの『日本文学』」というテーマで発表がありました。いずれも、「オタク・ひきこもり」や「日本文学」「ながら勉強」の既成概念を転換する研究で、会場からも活発な意見や質問が出ました。

この生徒の研究には、8月のSSH生徒研究発表会(全国大会)でも多くの参観者から興味を持っていただきました。今回のサイエンスアゴラ参加もきっかけとなり、今日は近隣の学校から同じ分野を研究しようとしている中学生がディスカッションのために来校します。ひとつの研究をきっかけに、いろんな人とつながれる―これも研究の面白さです。

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