高校1年生:「サイエンスアゴラ2017」に出演!
2017.12.05
日本最大級の科学イベント「サイエンスアゴラ2017」に参加(来場者5,000名以上)
2017年の学校設定科目「SS国際情報の授業」が外部施設に出張しました。
この授業では、テーマ「女子高生が考えるクズ(葛)の科学」と題したトークセッションを展開!
11月26日(日)「お台場のテレコムセンター WEST棟」4階ミニステージにおいて、文京学院大学女子高等学校の出演時間は、13:30から15:00の1時間半。
当日は、30名収容の会場に多数の一般参加の皆様をお迎えして、自ら志願した9名(ベストナイン)の女子高校1年生たちがサイエンスアゴラ対応の学習テーマ「女子高生が考えるクズの科学」のもと大いに話し、たくさんの意見を頂いて、活発なトークセッションを行うことができました。担当した教員からは、外部での授業にも関わらず、これほど沢山の科学的なトークセッションをしっかり行えた生徒たちに大きな成長を感じることができました、という感想をもらうことができました。また、参加していただいたお客様には、植物について専門的に研究された方もいて、非常に内容の濃いセッションとなりました。更にこのトークセッションには、学識経験者として、本テーマ「葛」を専門的に研究し、その論文を本校生徒が参考文献とて利用した縁で繋がりを持てた論文の著者である東京工科大学・応用生物学部・応用生物学科の多田雄一教授(本校においでになり授業もしていただきました)をお迎えして、世界的な規模で「葛」が利用されるための重要なポイントも解説していただきました。
トークセッションの為に生徒たちが研究した視点は、以下の6項目
1. 砂漠緑化能力 2. 外来植物としての問題
3. 温暖化との関わり 4. エネルギー問題との関わり
5. 葛製品の市場調査 6. 政府の開発援助や企業の社会貢献との連携
研究発表のポスターテーマの視点は
1. 葛の有効利用を主眼に置いて
①葛切り製法の研究
②葛茶の研究
③薬効成分の研究
④葛紙の研究
⑤バイオ燃料(バイオエタノール)
2. 葛の影響力を主眼に置いて
①葛の悪影響の研究
②葛の成育環境の研究
③葛の経済効果の研究
④葛の社会的価値の研究
などの多面的なものになりました。
(参加風景)


