文京アカデミー 子どもアカデミア 理科実験教室
2018.08.04
本校の中学理科室にて、公益財団法人文京アカデミー主催の子どもアカデミア理科実験教室を実施しました。
子どもアカデミアは、文京区内在住・在学の小中学生を対象とした、子供の感性・知識を成長させることを目的とした講座です。
本校では、「人工イクラを作ろう(アルギン酸ボールの作成)」という、昆布のネバネバの成分であるアルギン酸ナトリウムと吸湿剤の主成分である塩化カルシウムを用いて、いくらのようなものを化学的に合成する実験を行いました。
参加者は、多数の応募の中から抽選で選ばれた小学校低学年の親子30組でした。
本講座の指導には、本校の教員2名、過去に同様の実験の経験のある理数キャリアコースの卒業生(現大学1年生)2名、理数キャリアコースの高校1年生3名の7人があたりました。指導の高校1年生は、実験のTA活動を自身の課題研究のテーマに設定しており、初のTAながらも実験を通じて多くの事を学ぼうとしていました。
小さな子ども達に実験を教えることの難しさや、実験を通じて人と触れ合う楽しさなど、様々なことを感じたようです。
この人工イクラの実験は大変楽しいものになり、講座を受けた子ども達は自分達が作ったカラフルなイクラや紫外線で光るイクラを、嬉しそうに瓶に詰めて持って帰りました。今日の講座に参加したことで、実験の楽しさを感じてくれて、不思議に思ったことを考えたり、自分で調べたりすることに興味を持ってもらえたら嬉しいと思います。
※「人工イクラを作ろう(アルギン酸ボールの作成)」という実験は、9月29日(土)・30日(日)の学園祭(文女祭)でも行います。よろしかったら、ぜひご来校ください。