TJ-SSF2015 2日目
さて、今日はTJ-SSFの活動初日。開会の舞台を飾るべく、H.R.H Princess Maha Chakri Sirindhorn(シリントーン王女)がPCSHS-P校を訪問致します。シリントーン王女は情報技術の王女(ITプリンセス)とも呼ばれており、タイの情報技術の発展に尽力されていらっしゃいます。これらの活動から、学術活動に関する施設にはシリントーン王女の名前が冠されているものが非常に多いです。なおシリントーン王女は日本との関係も深く、学習院大学・東海大学の名誉博士号(工学)をお持ちになっております。王女様の訪問とあって学校全体は厳かな雰囲気に包まれております。タイの生徒達は王女様をお迎えすべく全力を尽くして校内の環境整備を行っておりました。健康面でのチェックも大変厳しく、熱感知器を用いた体温チェックを行いました。開会式ではタイの代表生徒が日本語と英語、そしてタイ語で挨拶を行い、シリントーン王女は英語にて開会の挨拶とTJ-SSFの成功、タイと日本のますますの交流の発展を願いました。
TJ-SSFの交流のメインとなる部分は各学校の生徒が行っている課題研究(生徒が自身の興味に基づいてテーマを定めて研究活動を行う探求活動)の発表と交流にあります。この日の為に生徒達は1年次より課題研究を行っており、今年度の9月からはネイティブ・英語・理科教員による英語ポスターの作成ならびにプレゼンテーションの指導を受けてきました。本校の研究テーマ8つのうち、1テーマはシリントーン王女にご覧頂くポスターの1人に選ばれました。
“Hallux valgus incidence rate and age-related differences among young women(思春期女子における外反母趾の発症率に関する調査)”というもので王女様の質問にも戸惑うことなくしっかりと英語で受け答えしていました。残念ながら厳重警戒態勢の為、写真の撮影は許可されておらずその養子を皆さんにお伝えすることは出来ません。代わりに現地メディアによる本校生徒のインタビューの様子を皆さんに写真でお伝えしたいと思います。なおポスターを用いた発表(ポスタープレゼンテーション)は翌日にも行われます。
夜はタイの文化紹介を野外ステージにて行いました。歓迎夕食会もかねており、全生徒と教員が一堂に会しました。タイの伝統民族衣装に身を包んだタイの生徒達が舞台で踊り、それに合わせてバディのタイ生徒達が日本の生徒達を踊りに誘い、広い会場の各地で踊る姿が見られました。
以上の写真は、TJ-SSF2015 facebookより
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