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中学校:校外学習を前に~都電沿線と渋沢栄一

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11月17日に行われる校外学習「都電の旅」が近づいてきました。これまで行事の中止・縮小を余儀なくされてきたこともあり、中学1・2年生はこの行事を心待ちにしています。

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11月10日、島田昌和理事長先生から、ご自身の専門である「渋沢栄一」と「都電荒川線」をテーマに、中学1・2年生を対象にご講演いただきました。

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「しまだせんせいって…?」同姓の学年代表を想像してしまった中学1年生もいましたが、渋沢栄一氏についての事前学習の効果もあり、当日の講演を楽しみに臨みました。
渋沢氏にとって都電沿線がゆかりの地である理由や、駅周辺の様子、言い伝えなど、様々な角度からお話いただき、生徒たちは来週の校外学習がますます楽しみになったようです。

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講演終了後、生徒たちが教室にもどって授業を受ける様子をご覧になりながら、「よく勉強していますね。講演もよく聴いてくれて、私も楽しく話せました」と、理事長先生も名残惜しそうに校舎を後にされました。

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以下、島田理事長先生よりお寄せいただいた感想です。

中学1・2年生にどれだけ話が伝わるか不安いっぱいでしたが、全員が熱心に聞いてくれて反応してくれて、実に楽しい時間でした。
王子という場所と渋沢栄一、という視点で話すためにいろいろ調べて、私自身も新たな発見がたくさんありました。江戸時代にはキツネが出るような寂しい場所だったのが、明治時代になって製紙業を中心に大きく発展し、それを渋沢栄一がそばで見守っていた、ということを、都電に揺られながら感じてもらえれば幸いです。どうぞ、久しぶりに自由に歩ける校外学習を楽しんできてください。

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