卒業生:「二科展」で入選しました。
2021.11.26
本校の卒業生が8月の「二科展」に応募、見事「入選」となりました。彼女は高校在学時から「私学美術展」に出品するなど積極的に活動しており、その努力が報われた結果となりました。(「理数キャリアコース」Tクラスに在籍)。入選に関してご本人からコメントをいただきましたので、掲載させていただきます。
今の私があるのは本当に文京、大勢の先生方のおかげだと思っています。
現在描き続けられているのも3年前の私立学校美術展に出品したことが転機だと思っています。高3の時期に描いてる生徒がいたら止めてしまいたくなりますが、描くことを止めたり批判されることが一切無かったからです。
本当にありがとうございました。コロナ禍で思うように動けず悔しい思いをしている方々も多いと思いますが、現文京生にも様々な事に挑戦して自分の人生を切り開いていって欲しいな…と思っています。コンセプトと呼べる程のものではありませんが、『コロナの終息や様々な暗い状況に対して良い方向へ向かいますように』という様な思いで描きました。写真だとわかりにくいですが、実際は下絵としてものすごいカラフルな色を使っていてその上から黒を乗せて、擦ったりして背景を作っているのですが、「暗い中にも明るいこと(色)は沢山あり、それを照らす様な存在」としてキャンドルを用いて表現しました。 タイトルも、祈灯と書いて本当だったら「きとう」と読むところを『いのりび』と読ませており、ここだけはこだわりました(笑)。あとは純粋に油彩の様な盛り上がった(凹凸のある)絵を描いてみたかったので、自分の好きな様に楽しみながら描いた作品です!